※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます
ウェッジは「Titleist SM9」の52°・56°・60°を3本体制で使っています(なお、SM9の後継シリーズとして、現在はTitleist SM11(最新モデル)が発売されています)。今回はTitleist SM9を選んだ理由と、実際に使ってみてどうだったのかを書いていきます。
なぜTitleist SM9を選んだか
自分の悩みの一つは、アイアンの延長でウェッジも同じように振ってしまい、特にバンカーやラフからのアプローチで距離感がバラつくことでした。コースだと平らなライの方が少ないので、つま先上がり・つま先下がりのライからのアプローチでもある程度球を操れるクラブが欲しいと思ったのがきっかけです。
SM9はツアープロの使用率が高いウェッジとして知られていて、グルーブ形状やソール(グラインド)のバリエーションが豊富なのが特徴です。自分のようにハンドファーストに構えがちで、ダフりやすい傾向がある人間には、抜けの良いグラインドを選べるという点が魅力に感じました。ブランドへの信頼感も、正直選ぶ決め手の一つになっています。
実際に使ってみた感想
スピン・止まりについて
グリーン周りからのアプローチでは、以前使っていたアイアンセット付属のウェッジよりもボールが手前で止まる場面が増えたという体感があります。特にウェッジ距離(30〜60ヤード程度)からのフルショットに近い打ち方で、キャリーとランの差がはっきり出るようになった印象です。ただしこれもグルーブの効果なのか、単に意識してスピン系の打ち方を練習するようになったからなのか、まだ完全には切り分けられていません。
バンカーでの使用感
ソールの抜けが良いおかげか、ザックリ(ダフって全然飛ばないミス)の頻度は以前より減った気がしています。バンカーは砂質によっても難易度が変わるので、これはコース経験を積みながらもう少し様子を見たいところです。
打感について
打感はやや乾いた感じで、芯を食った時と外した時のフィードバックの差がはっきり分かります。この差が分かりやすいおかげで、練習でインパクトの善し悪しを確認する材料にはなっています。
番手構成で意識したこと
SRIXON Z-FORGEDIIのPWから52°・56°でつなぐのが基本で、実戦での主力はこの2本です。52°はバウンス12度の「Fグラインド」で、フルソール・スクエアフェースでのフルショットに向いた、Vokeyの中でも一番オーソドックスなグラインドです。PWの延長線上にあるフルショット寄りのアプローチ・ピッチショット用として使っています。
56°はバウンス12度の「Dグラインド」で、ヒール・トゥ・トレーリングエッジに適度な逃がしを持たせつつバウンスも高めに確保した、寛容性重視のグラインドです。アタックアングルが急な人やソフトなライでも構えやすいとされていて、バンカーを含めた普段のグリーン周り全般を任せています。
60°はバウンス4度の「Tグラインド」で、SM9の中でも最もソールが細く、ヒール・トゥ・トレーリングエッジの逃がしを最大化した、フェースを開いても座りが良いグラインドです。裏を返せばバウンスが少ない分ダフりへの保険が少なく、正確なコンタクトが求められる上級者向けと言われる設計で、正直まだ使いこなせていません。ライが浮いた状況やバンカーの縁が高い場面など、ここぞという緊急時に頼る一本、あるいは練習場でロブ系のショット感覚を磨くための一本、というのが今の位置づけです。3本ともグラインドは揃えておらず、番手ごとに役割も難易度もはっきり違うのが、SM9で番手を選ぶ面白さだと感じています。
良かった点
- グリーン周りでボールが以前より手前で止まる場面が増えた
- ソールの抜けが良く、ザックリのミスがやや減った
- 芯を外した時のフィードバックがはっきりしていて、練習の中でインパクトの確認材料になる
気になった点
- バンカーが得意になったわけではなく、クラブだけで解決する問題ではないと実感した
- 60°は難易度が高く、まだ実戦で自信を持って使いこなせていない(今は練習場中心)
どんな人に向いていると感じたか
SM9はロフト・グラインド(バウンス)のバリエーションがとにかく豊富なので、極端な話「顔(構えた時のヘッドの見た目)」が気に入らない人以外は、ほとんどのアベレージゴルファーにとって検討対象に入ってくるウェッジだと思います。
ただ、選択肢が多い分、なんとなくの感覚だけでロフトやグラインドを選ぶと逆に迷いやすいのも事実です。自分のスイングやライの状況に合わせて、できればフィッティングを受けてから選ぶ方が無難だと感じています。
まとめ
グリーン周りに関して言うと、SM9に変えてから「なんとか寄る」だったのが「安心して寄せにいける」に少し近づいた感覚があります。派手な劇的変化というより、じわじわ効いてくるタイプの投資だったという印象です。特に60°をコースでも自信を持って使えるようになるかは、練習を重ねながら今後の記事でレポートしたいと思います。


コメント